ハクビシンが屋根裏に住みついた!自分で駆除・捕獲はできるのか?

害獣駆除

ハクビシンが屋根裏などに住みつくと、夜中にゴソゴソと足音が響いたり、大量の糞で天井が黄ばんだり、糞の臭いが酷かったりと、頭を悩まされている方もいらっしゃると思います。

今回の記事では、もしハクビシンが屋根裏に住みついた場合、自分で駆除・捕獲する方法についてご紹介したいと思います。

ハクビシンの習性

ハクビシン

ハクビシンはジャコウネコ科の動物で、ネコのようにすばしっこく、木にも巧みに登ることができるため、捕獲するのが大変な動物です。

また夜行性のため、昼間はねぐらで静かにしていますが、夜になると活動し始め、母子を中心として家族単位の群れで行動する動物です。

見た目には狸やアライグマと似ているので、間違える人もいるくらいです。ハクビシンの見分け方は、鼻から伸びる白いライン模様が入っていること。

通常は山林などで生活していますが、近年では民家に餌を求めて現れることも多く、ハクビシンによる被害が拡大しています。

ハクビシンの餌

ハクビシンは雑食動物で、山林に住んでいる時は、木の実やネズミ、カエル、小鳥などの小動物を食べています。

しかし、人里に降りてきたハクビシンは、野菜など畑の農作物を食い荒らしたり、甘いものが好きなので、果実園の果物を狙ったりします。また、魚や肉なども好物なので、池で飼っている魚なども捕まえて食べられてしまうことがあります。とにかく、何でも食べるので、民家に現れると食べかすや生ゴミまであさる厄介者となります。

ハクビシンを自分で駆除・捕獲する

ハクビシンを駆除・捕獲する前に

ハクビシンは鳥獣保護管理法で保護されているため、むやみに駆除・捕獲することができない動物なのです。ですから、素人が勝手に駆除・捕獲すると問題になる可能性があるので注意が必要です。

ただ、人体被害や経済被害、家屋に住みついて糞尿をするなどの被害が出た場合は、地方自治体に申請すると駆除・捕獲ができる可能性があります。もしご自身で駆除・捕獲する場合は、お住まいの地域の管轄機関に必ず問い合わせをしましょう。

ハクビシンを駆除するには

ハクビシンよグッバイ

「ハクビシンよグッバイ」には、唐辛子成分カプサイシンが配合されていて、設置すると唐辛子のニオイが広がり、ハクビシンを屋外に追い出し寄せつけにくくします。

ハクビシンが住みついている屋根裏や、通り道に置くだけなので、誰でも簡単に設置できます。

ハクビシンを捕獲するには

動物用捕獲器

ハクビシンの通り道などに仕掛けておきます。ハクビシンの好きなものを捕獲器に仕掛けておき、踏板を踏めば仕掛けが作動するようにします。

ただし、こうした罠を仕掛ける場合、ハクビシン以外の動物や子どもが誤って罠にかからないように注意が必要となります。

もしハクビシンを捕獲した場合、勝手に山林などに放すことは禁じられていますので、必ずお住まいの地域の地方自治体に連絡するようにしましょう。

自分で駆除・捕獲できなかった場合

ハクビシンはとても用心深く、素人には手に負えないことがあります。

また、一時的に駆除できたとしても、すき間があるとまた入り込まれる可能性もあります。

もし自分の手に負えないと思った場合は、害獣駆除専門業者に依頼するのが一番です。

害獣駆除専門業者は、ハクビシンの生態や特質を理解し、最も効果的な方法で駆除・捕獲してくれるでしょう。



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