盗撮カメラ・隠しカメラが仕掛けられていないか自分で発見する方法

盗聴器調査

カメラが小型化した昨今、知らぬ間に盗撮カメラや隠しカメラが仕掛けられているということは珍しくありません。

大手ネット通販でも、「超小型カメラ」で検索すれば、盗撮に利用されやすいカメラがたくさん出てきます。

もし盗撮された画像がネットで拡散されてしまうと、その画像をすべて消去することは難しく、被害者の精神的苦痛は計り知れないものがあります。

今回の記事では、そんな悪質な盗撮カメラを自分で発見する方法についてご紹介したいと思います。

盗撮の目的は?

盗撮をする人の目的は、「金銭目的」「性的目的」が多いようです。

金銭目的の盗撮は、キャッシュカードの暗証番号を盗むためにATMや、暗証番号で貴重品を預けるようなロッカーなどに仕掛けられることがあります。

一方、性的理由による盗撮は、公共の女子トイレ、オフィスのトイレや更衣室、温泉やスーパー銭湯の脱衣場などに仕掛けられることが多いと言われています。これら盗撮した動画は、盗撮した本人が楽しむだけでなく、高値で売買されていたり、ネット上にアップされるなど、不特定多数の人間に見られる可能性があることも知っておくべきです。

さらに、知人や恋人・同居人によって、自宅にも盗撮カメラが仕掛けられることもありますので、他人を家に入れた場合は特に注意が必要です。

盗撮カメラが仕掛けられそうな場所

盗撮で狙われるのは女性が圧倒的に多いので、男性が仕掛けていると思いがちですが、女性が出入りしやすい場所では女性が金銭目的で仕掛けるケースもあり、男性が入ってこれない場所だから大丈夫とたかをくくるのは禁物です。

  • 公共トイレの芳香剤や装飾品の中
  • 更衣室に置かれたバッグの中や置物の中
  • 脱衣場に置かれた脱衣カゴや換気扇、ポスターの裏
  • 温泉やスーパー銭湯のシャンプーボトルなどの容器の中
  • 洋服店の試着室の中
  • ホテルの部屋の絵画の裏、観葉植物
  • 女子高や女子大のトイレや更衣室
  • イベント会場などの特設トイレの隙間
  • 自宅のエアコン内部や照明器具、コンポ、ぬいぐるみ、置物、時計、タバコ、ライター、ボールペンの中、絵画やポスターの裏など

これらは仕掛けられそうなごく一部の場所ですので、これ以外にも警戒が必要です。

盗撮カメラを自分で見つける方法

目視で見つける

盗撮カメラは映像を撮るために、少なくとも1㎜~2㎜ほどの小さな穴が必要です。

自宅ではない場合、不自然な場所にカバンや置物が置いていないか、また怪しい小さな穴が開いていないかチェックする必要があります。

スマホのカメラ機能で見つける

物がたくさんある場所で、1㎜~2㎜ほどの小さなレンズを探し出すのは容易なことではありません。

しかし盗撮カメラの中には、そのレンズから赤外線が出ているタイプのものがあります。

この赤外線は肉眼では判断できませんが、部屋を暗くしてスマホのカメラ機能で見ると、盗撮カメラのレンズ部分が白色の点が光って見えます。

ちなみに、テレビのリモコンの先にあるレンズからも、同様の赤外線が出ているので、スマホのカメラ機能でリモコンのレンズのところを見ながらチャンネルボタンを押すと光って見えます。(写真参照)

テレビリモコンの光

スマホのカメラ機能でTVリモコンのレンズを見たところ

この感覚を覚えておいて、部屋を薄暗くして見渡してみると、怪しい光が見つかれば、もしかするとそこに盗撮カメラが仕掛けられている可能性があるということです。

ただし、この方法で発見できるのは、赤外線式の盗撮カメラに対してのみです。

中には赤外線を出していない盗撮カメラもあるので、すべての盗撮カメラを発見できるわけではないことを覚えておきましょう。

盗撮カメラ発見器で見つける

盗撮カメラは無線式、つまり電波を発するタイプのものがあります。

このタイプは、発した電波を発見するために盗撮カメラ発見器を使うことによって見つけることができることがあります。

盗撮カメラ発見器は通販などでも簡単に手に入りますので、気になる方は一つ持っていると安心かもしれません。

ただし、こうした機器を使用しても、無線式盗撮カメラをすべて発見できるわけではありません。

なぜなら、無線は様々な周波数を使用しているため、この発見器に対応していない周波数で電波を出している場合はスルーされてしまうからです。

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まとめ

今回の記事では、盗撮カメラを自分で見つける方法をご紹介しました。

日ごろから、いつも置いていない場所に不自然にバッグや物が置いていないか注意してみたり、スマホのカメラ機能である程度の発見はできるものの、すべての盗撮カメラを見つけることは容易ではありません。

最近の盗撮はやり方も巧妙になってきているので、どうしても不安な方は、専門業者に依頼して、自分の部屋を調べてもらうと安心かもしれません。

盗撮専門業者に依頼してくる人のほとんどが女性と言われているほど、女性のプライベートが危険にさらされている時代ですから、安心して日々の生活を送るためにも一度、調査してみてはいかがでしょうか?

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